業務分掌規程とは

2 業務分掌規程

 

(1)業務分掌規程とは

業務方法書の記載事項である「業務分掌の方法」をまとめた社内規程です。業務の担当部署、責任の所在を明確にしている規程であるため、最も重要な社内規程の一つです。

 

以前は、日本証券業協会が雛型を配布していましたが、現在は各社の自主判断に任せられ、一部の社内規程が参考資料として公開されるにとどまっています。

 

(2)掲載する部門(監督指針より)

 @コンプライアンス部門

コンプライアンス部門の記載は必須です。また、コンプライアンス部門は資産運用部門から必ず独立していなければならないことに注意が必要です。

 A管理部門

監督指針によると、コンプライアンス部門に続いて次の項目が記載されています。

  a.帳簿書類・報告書等の作成、管理

  b.ディスクロージャー

  c.運用財産の分別管理

  d.リスク管理

  e.電算システム管理

  f.管理部門による運用状況管理、顧客管理

    g.法人関係情報管理

    h.広告審査

    i.顧客情報管理

    j.苦情トラブル処理

    k.運用部門による資産運用業務の執行

    l.内部監査

    m.投資信託財産の運用を行うにあっては、投資信託財産に係る計算及びその審査

 

 ※これらは、一つの部(経理部、総務部、コンプライアンス部といった)でまとめて担当することもできます。例えば、abcを経理部が担当したり、fからjをコンプライアンス部が担当するといった感じです。